外反母趾 でも おしゃれを楽しみたい

靴職人の工房日誌

桜の花は終わり、いつもの静かな高遠町に戻りました。これからは花の丘公園の八重桜や、しんわの丘ローズガーデンのバラなどが見ごろになりますね。そうそう、ポレポレの丘も色とりどりの花が来る人の目を楽しませてくれているようです。

今日のお客様は、外反母趾なのだけど、外反母趾用の靴はどてっとしていて履きたくないからと、長年足が痛いのを我慢して少しでもスマートに見える靴を履いていました。でもさすがに足が悲鳴を上げ始めたので足に合わせて作ることにしました。外反母趾=幅の広い靴ではありません。ポイントを押さえて靴で足を包み込むように、痛いところに負担がかからないようにバランスよくしてあげればヒールがあっても大丈夫。外反母趾が痛むのは、靴に当たるからだけではなく、親指がねじれるから。本当は素足で歩いても足の骨格がゆがまないのが理想なのですが、歳を重ねるごとに足の裏の筋肉は衰えて、体重を支えきれなくなってきます。そうなったときにインソールで足の骨格をサポートしちゃんとした歩きができるようにしていくことで、外反母趾などの足の痛みを軽減することができます。何より一番大切なのは、まず自分の足のことを知ることです。

東屋靴店では、足が喜ぶ靴を一人でも多くの方に履いていただきたいと考えています。足のこと靴のことお気軽にご相談ください。オーダーシューズ、靴修理、カバンの修理も承ります。

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